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人の心に風が吹く
面白いはなしを聞いてきた。風をきる、とか風に乗る。風を吹かすとか「風」にまつわる言葉がいろいろある。この風について8つの種類があるんだよって話。自然に吹いている風じゃなくって、人の心に風が吹くっていう話でした。この風には8つの種類があるんだよって話で、超ためになった。

- 利・・・物事が望みどおりになること
- 衰・・・物事が望みどおりにならないこと
- 毀・・・人に陰で悪口を言われて、悪評をたてられること
- 誉・・・人に陰で褒められること
- 称・・・人に目の前で褒められること
- 誹・・・人に目の前で悪口をいわれ、非難されること
- 苦・・・心や体が苦しいこと
- 楽・・・心や体が健康で快適なこと
4年前にもこうしたエントリーをしているように、この手の無常観的な話って結構好きなんですよね。
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うんうんいいながら聞いていたんだけど、4つが喜ばしいことで、4つが嫌なこと。つまり表裏のはなしでもあるんだけど、こうしたことはいつでも起きることだから一喜一憂することのない平常心を常に持ちたいものですね、という結論。
とはいえ一喜一憂するものだし、自分が他人様に風を吹かせちゃうこともあれば、吹かれることもあるわけで。平常心をもつことは実に老成円熟しないと、その境地にはたどり着けないものだなぁと感じいった。
いまは毎日一喜一憂するわけなんだけど、せめて吹いてくる風に心が左右されるのではなくて、自分が風を吹くくらいの立ち位置ではいたいよなぁ。風上に立つというかさ。
