企業が成長を遂げていくポイントには大きく3つに分類されるのではないかと先日書きました。それは戦略におけるチェックポイントでしかありません。実際にはもっと重要なことがあります。それが"企業理念"です。...
戦術と企業価値観の関係の見つけ方
昨日サイボウズ式でこのエントリーを読みました。
もうホワイト企業でなければ生き残れない ーーサイボウズ青野×フローレンス駒崎 イクメン経営者対談
で呟いたツイート。
ホワイトとかブラックって言いかたは嫌いなんだけど、法的で倫理的責務を果たそうとしない組織は支持されなくなっていくと思うよ。"もうホワイト企業でなければ生き残れない ーーサイボウズ青野×フローレンス駒崎 イクメン経営者対談 http://t.co/LVOWekXWln
— コースケ (@n_keiei) 2015, 1月 5
個別の施策が本質じゃない
イクメンであることが本質ではありません。こうした社会的責務や課題となっていることに正面から向き合ってより良い方向に組織を改革していこうと考えているかいないか、というのが企業体質の大きな違いじゃないでしょうか
ちょうど今年から安全衛生法が改定されてメンタルチェックが義務化されますが、安全衛生法の成り立ちをずっと追いかけてみると社会的課題に追従して法律が成り立ち改定され続けてきていることがわかります。レーバー・スタンダード研究所さんがまとめてくれていました
企業の価値観の現れ
是非論だとか好悪といった感情論に流されがちだし、最終的には「べき論」といった観念的な話にこの手はなりがちなんだけれど、取り組むか否かを決めていくこと。そもそも議論のテーマとして取り上げることは企業価値観に左右されるですよね。

企業が背負わざるをえない法的責務や倫理的責務については経済産業省や厚生労働省が各種制度などをつくりはじめていることから既に義務化されていることがわかります。努力義務ってのは努力してくださいということで「まぁやらなくてもいいですよ」って意味じゃあないですよね。
企業がなにをやっているのか、なにをやろうとしていないのか。ということについては数年前とは比較にならないくらいにインターネット上に公開されています。顧客接点だけではなく内部情報も公開されてさまざまなランキングデータの基礎情報にもなり始めています。
「公開されるからやっておこう」
じゃなくて、常に四知ということを忘れずにさまざまな課題と向き合いたいですね。
インサウド・アウトの考えってのはこうした内部環境要因の課題解決も含んでいるんですしね。
その企業姿勢が購買要因のひとつになってきている。嫌いな店舗や飲食店行かないのと同じだよ。
— コースケ (@n_keiei) 2015, 1月 5