みなさんメールマガジンの効果測定はどうされていますか?
カスタムレポートでどこの企業がサイトを訪問してきてきるかを知る方法
年末なので年明けに向けてカスタムレポートの見直しを行なっています。
Googleアナリティクスのカスタムレポートは「どこの企業が自社サイトを訪問してきているのか」を知るためのレポートです。BtoBのときに結構便利です。
すべてを知ることができるわけじゃない
全部の会社を知ることができるのではなくきちんと前提条件があります。
- 独自のネットワークドメインを保有している
- 会社のネットワークIPとウェブサイトのIPが同一
に限られます。
なにに利用できるのか
BtoB企業の場合、セールス手法としては主にアウントバウンドによるセールスに依っていることが多いのですが「見込み顧客の発掘」のためにも「どういう企業が自社サイトを訪れてきているのか」を知ることで、実際の営業活動やコンテンツの強化。また「もしかしてこの前名刺交換した・・・」といったことも想像できるかもしれません。
カスタムレポートのつくりかた
カスタムレポート作成画面に移動して以下のように設定を行います。
フィルターで[co.jp]のみを抽出するように設定しています。ここを[com]にしてもいいですし、その他[ac.jp]にすることで様々な団体からのアクセスを把握することができます。
ディメンションは抽出条件なのであとから編集で変更することも可能です。設定が終了したら「保存」します。
ドメイン別で抽出したリストが出力されました。
メールレポート設定で共有を簡単に
カスタムレポートのメニュー上部に[メール]という機能があります。
この機能を利用することで、レポートを共有したい人に定期的にメールでレポートが送信されます。ぼくはこれを週1回配信するように設定しています。
通常のアナリティクス画面でも確認は可能
今回はカスタムレポートで作成しましたが通常のアナリティクス画面でも確認は可能です。
その場合は
「集客>チャネル」を選択し
ディメンションで「その他-ユーザの環境-ネットワークドメイン」を選択します。
フィルタの部分に[co.jp]や[com]などを入れると絞り込むことができます。
画面では[ac.jp]にしてみました。
まとめ
自分でつくるの面倒だなぁという場合は下記に共有URLを貼っておきますのでどうぞ。
どうぞ:Googleアナリティクスカスタムレポート:訪問元企業抽出(co.jp)
ちなみにこのレポートをみて「サイトみにきましたよね」とかいう営業電話をするのは禁じ手です。その企業の人が興味をもっていることは事実なので、そこから様々な仮説をたててアプローチ方法をたてるというのがこのレポートの使い道ですのでくれぐれも。