>> イノベーション、起業を通じて日本の成長を 経済財政白書
好むと好まざるにかかわらず時は動いていく
最近このブログが好きでよく読んでいます。
同僚・部下から「あの人なんで偉いの?」と言われない4つのチェックポイント
職種は全く異なるのですが同じ人材業界出身ですし。それに文章が上手なので、いいなぁ~と思いながら更新を楽しみにしています。ところで思い返してみると明らかに20世紀の働くという意識と現在の意識は変わってきていませんか。
当時はビジネスマンが自分の働き方をチェックするとか、自己成長を真剣に考えたりキャリアアップを考えて、人格的成長をしなければいけない。といった様な発想はあまりなく、組織内での役職をどう上げていくかという発想が多かったと思います。個人キャリアというより、組織内キャリアパスをどうやってあげていくかという事です。
勿論個人キャリアをあげていくという発想の方もいたのでしょうが、マイノリティだったのではないかと思うのですよね。
キャリアパスを考えるようになってきた理由
この理由は90年代から緩やかではあるけれど労働市場における人材流動化が始まってきたからだと思います。グローバル市場に比べれば日本の人材市場はまだ特殊な市場だし流動化も非常に流れの緩い河みたいなものです。それでも時代は変わっていくのです。ドンドン変わっていくグローバル市場にどう対応していくかが今の企業というか日本の課題だと思います。
上記のブログにも書かれているように"好む好まざるに関わらず"何もかもがめちゃくちゃに変わりだしていて変化についていけないものは置いてきぼりになってしまう社会が本当に来たのだと感じます。

何とかなるさと思いたいけれど
こう考えてみると不安になっていくもの。明日から、明後日からの安定を何とかして担保したいって思うのはみんな当たり前に考えることだと思うのですよね。そんなの無理なことも薄々わかっている。努力が全部報われないのもわかっている。
だけど努力しなければ、そこに向かうためのスタートラインにさえ立てないのです。勤務先が明日から突然外資系企業になるかもしれない。勤務先が来年には無くなっているかもしれない。黒字なのにキャッシュ不足に陥って大騒ぎになるかもしれない。起業してみたけどどうにもならなくて途方にくれるかもしれない。
要するに明日のことなんて想像がつかないってことですよね。だから立ち止まっている暇はなく常に前を向いて歩いて走って、昇っていかなくちゃいけないんでしょうね。
生き抜くために必要なこと
冒頭の記事でもありますが結局のところ
「謙虚に毎日学び、気づき、その日々を重ねていくこと」が大事なんだ
というところが本質なんだと思います。そういう姿勢がよい原因をつくることになるんだと思います。